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Vol.179 期待値をこめての転機

私が深く尊敬している先生。キャリアコンサルタント養成講座を8年前にさせていただくことになったとき、この先生の講座を見ておきたいと願い、オブザーブをさせていただいた。

その時、ちょうどこの仕事に集中するために、ハローワークを年の途中で退職することが決まっていた。少し寂しく思っている私を察してくださって、「カウンセリングは、場所なんか問わない。どこでもどんな立場でも出来るんや」と言ってくださったことを思い出す。そう、芦田先生。

18年間続けられた養成講座を引退されることになり、協会の理事をご退任されることになった。先生のご挨拶が心に響いた。

「何か新しいことを始めるときには、何かを終える」と言われるが「何かを終えることで新しいことが始まる」こともある。今回は後者。期待値をこめての転機。

先生からは、今までも数えきれない心にずっしりと響くお言葉をたくさんいただいた。

「期待値をこめての転機」

芦田先生から学び続けていたことは、講師のやり方ではなく、「あり方」だった。どんなに心を支えていただいていたか・・・講師勉強会のたびに、「頼もしくなってきたなぁ」とか「言うこと言えるようになったやないか・・」とあたたかいお言葉をかけてくださって成長を見守ってくださっていた。

先生は、これからもずっと私にとって憧れの師匠だ。

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