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Vol.38 どんな心の状態で学ぶか、私のこだわり

今日は、島根県老人福祉施設協議会主催、島根県高齢者福祉課後援の介護従事者地域研修に関わらせていただいた。益田市、津和野町、吉賀町から17事業所27名の方がご参加。朝から6時間の接遇・ビジネスマナー研修だった。

~相手に対する思いやりの心を身に付けよう~のサブタイトル。相手に対する思いやりの心は既に持ち備えている受講者の方々。それを表現する力、スキル(さわやかな笑顔、信頼のおける態度・・・)を身に付ける研修。人は、行動や言動を変えると心も変わる。心が変われば、行動や言動も変化・成長していき、社会の中でよりよい関係を築け、自分の持ち味を十分発揮することが出来る。

普段のお仕事や生活では味わえない「学びだけの6時間」

この6時間は、いつもの6時間とは違う。ひとつでも多くの知識を取り入れスキルを身につけ、そのプロセスで、自らの気づきや自身への新しい発見を持ち帰ってほしい。私の中でふつふつとエネルギーが湧いてくる。この時間の一瞬も無駄にしたくない。ひとつでも多くのことを伝えたい。わかりやすく、楽しく。適度な緊張と無限のときめきを感じながら、深く学んで欲しい。学ぶときの心の状態は学びの量と質を決める。どんな心の状態で学ぶかは、必ず、形となって現れる。私の研修講師としての究極のこだわりかもしれない。

受講者のみなさんの力は無限大。一言も聞き漏らさない迫力を感じた。真剣に取り組む中で出る笑いと柔らかい笑顔。その空気を感じながら、研修を進めて行く幸福感。

朝、受付をしてくださった方が、夕方、受講終了された受講者のみなさんをご覧になられて、感じた変化をフィードバックしてくださった。今日知り合ったばかりの方々が、楽しそうに語らいながら帰られる背中を見ながら、この仕事に就いた意味や使命を感じた。

これからも、ずっとこだわり続けていきたい。「どんな心の状態で学ぶか」を。

 

 

 

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