Vol.810　オープンマインドでキャリアを・・・

今日は、キャリアコンサルタント国家資格更新講習の講師の仕事。

今、事前学習のビデオを聴きながら（内容がおもしろくて繰り返し視聴している。3回目・・・（笑））移動している。

今日は、クルンボルツ博士の理論。私の人生に影響を与えてくれた理論のひとつだ。キャリアカウンセラーの勉強をはじめたとき、どの学びも面白くて本を買い漁った。本棚にずらっと並んでいる本を見ながら、改めてまだすべての書籍を読み直したくなりながら、クルンボルツとレヴィンの著書「その幸運は偶然ではないんです！」を手に取る。表紙がボロボロだ。どれだけ、読んだんだろう。多分、人生に迷っていた、子育てと仕事の両立にもいがいていた、何をしたいかわからないけれど何かをしたい自分の目の前に現われたこの本は、手放せないものになっていた。当時、私のキャリアカウンセリングを受けてくださった方と再会したが、そのときの自分の関わりは、かなり、クルンボルツ博士の影響を受けていたと感じる。それから、柔軟に理論の適用を心掛けているが、そのカウンセリングスタイルは続いている。

書籍の中にこう書かれている。

＊＊＊＊「やると言ったことを本当にやらないといけないのでしょうか？」その必要はありません。しかし、周りの人からいろいろなプレッシャーを受けるかもしれません。＊＊＊＊＊その幸運は偶然ではないんです！より引用

そうだよなあ・・と改めて思う。「一度、決めたことでしょ」「あの決意は何だったの？」「それくらいの覚悟だったのね」そう言われるのは苦しい。

私自身、今でも、自分の意思決定を変えることが多い。

クルンボルツ博士のカウンリングを受けたキャロラインのインタビューでキャリアカウンセリングを受けた感想に「人生をすべて計画しなくてもいいことがわかったし、私の性格では完璧に計画したくなるのですが、今最善だと思うことをとにかくやってみて自分に合わなかったら止めても無駄ではなく選択肢はいくらでもあるしそれを承認してもらって今までのやり方でよかったとわかりました」と語られている。そして、「何より優しく頼れる先生です」と。

この勉強に出会えて本当によかった。