Vol.849　ありのままの自分でいられること

「気のおけない」という日本語がある。

意味を調べると、「遠慮せずしたいようにできる雰囲気にあるさま」で類語は、お気軽な、気楽な、気安い、遠慮のいらない、気取らない、肩のこらないなど。もうひとつの意味は、「相手に対して遠慮うに接するおができるさま」で類語は、信用できる、間違いのない、確かな、良識のある、安心いる、心を許せるなど。

まさに、気のおけない二人の男性、10歳年上のお二人とひさしぶりにお目にかかれた。

美味しいお食事、ワインをいただきながら、ありのままの自分でいられる。

仕事のこと、社会情勢のこと、豊富な知識、対話をすることで気づきをいただけたり、楽しい気分になれたりする。

息子がアルバイトをしているお店だったので、仕事が終わった息子も同席して、人生の大先輩と息子も対話させていただく。

人間関係は、始まったときには、どれほど、永く続くのか知り得ない。しかし、こうして、振り返ると、大事なときに相談に乗ってくださり、支えてくださって、なんでも言い合える方の存在があることに贅沢さを感じている。