女性活躍推進コンサルティングにおいて「育児休暇中の人員の補充をすると戻ってきたときに過剰人員になる」というご相談がある。頭で考えると、なかなか解決策は見つからない。先日、ある企業で「三人でしている仕事を、もし育休で一人が休んだら、残った二人でなんとかします!」という声があったとその会社の経営者が笑顔で語ってくださった。今、小学生の子どもを持つ社員のフォローをまだ子どものいない女性が進んでしているので、育休になったら、その分、今度は自分が頑張ると言われたらしい。「おたがいさま」という日本の文化。「不公平感」は「公平感」に捉え方次第で変わる。

改めて業務内容の見直しをしたり、仕事の優先順位をチーム単位で考え、本当に必要な業務に絞り込むことで結果として労働生産性が高まる。育休明けの社員は、仕事以外の役割に従事することで視野が広がり、付加価値の高い仕事が出来るようになる。

変化はチャンス。一人で乗り越えられないことは、チームで乗り切る。昨日、女性の働き方について書いたが、経営者と社員の信頼関係がしっかり出来ていると、その会社のために漲る力が惜しみなく発揮される。育休取得者が出たら、社員で話し合って売上を上げる意識を高め、一人分の報酬分の利益をみんなで出し、社員の増員が実現するという企業もあった。人は大切にされると人を大切にできる。私は、こんな場面にたくさん触れられる今の仕事にとてもやりがいを感じている。今週も、女性活躍推進コンサルティング、アドバイザー業務が続く。何が起こるか、どんな声が聞こえてくるか楽しみです。