副業してもよい企業が増えている。サイボウズ株式会社は、副業を「複業」と表し、公式ホームページで「複業採用」を打ち出している。「多様な人々が、多様なスタイルでつながるチームを目指すサイボウズ。いろんな距離感やコミットがあって良いと考えています。ワークスタイルや契約形態に関係なく、理想でつながり、一緒にチームワークあふれる社会を目指す仲間を増やすため、本業を持ちながらもサイボウズでの仕事に興味を持っていただける方を募集しています。サイボウズの理念や考え方に共感いただける方、これまで培ってきたご経験や専門スキルをサイボウズで活かしてみませんか。」と。

2月号のプレジデントWOMANにも、「企業が続々と副業解禁!」の記事がある。「活動の場が多いほど、自分を必要としてくれる人が増える」という見出しで大手情報サービスの総務が本業、NPO業務の委託業務で1講演ごとの報酬を得ているとのこと。

理念とスキル。理念に共感してくれた人が、能力を発揮してくれることで、自社以外で得たスキルが自社で活かされる。

私はフリーランスで7年間、キャリアカウンセラーとして研修やカウンセリングに従事し、法人化した。フリーランスの時に受けていた職業訓練の研修を昨年から法人として受けている。昨年12月から、本業をそれぞれ持つメンバーをパートナー講師とし、一人で担当していた研修を今回は、3名のパートナー講師が担ってくれている。本業は、それぞれで、介護職に従事している者もいる。介護職に従事しながら、キャリアコンサルタントの資格を取得した。介護の仕事で得たスキルは、受講者の方々に接するうえで、活かされるスキルが多い。職場のコミュニケーションにおいても社会人基礎力においても、実際に働きながら得た感覚がある。今は、そのメンバーが研修のあと、ネットのグループメッセージで報告し、相談し合っている。それを見ると、弊社の研修のあり方を理解してくれ、関わりに弊社らしさがあることに幸せを感じる。私も移動中でもアドバイスしたり、相談に応じたりできる。

副業に対しては、賛否両論だと思う。(何にしても働き方改革は賛否両論)本業採用側の経営者と副業採用側の経営者の捉え方も違うと思う。私は、副業採用側だが、弊社でパートナー講師をしたことで、本業のスキルもアップに繋がったり、モチベーションが上がり、心身共に健康で人生全体が豊かになってほしいなと思う。一人ひとりが愛おしくて大切。今日も、グループメッセージを読みながら、しみじみそう思った。