ことことことこと・・・と、お鍋の中で煮える音、この音に幸せを感じていた過去に気づいた。

母は、早くに病気になり、娘が小学校1年生の時に他界したが、お料理がものすごく上手な女性だった。味覚を初め、感覚を発達させてくれた。小さい頃から県立美術館に定期的に連れていってくれたり(母が行きたくて、連れていかれていたのかもしれないが。。。)、家の中には、井上陽水や小椋佳や中島みゆきの音楽が流れていた。

ことことことこと・・・の音。今日、冷凍していた鮭のハラスをどう食べれば、いちばん美味しいかな・・・最初に思ったのが、「石狩鍋」ひらいめいたのが「豆乳鍋」

ひらめいた「豆乳鍋」にしてみた。素材は出来る限り、地元で採れたものや作られたものを使って、火にかけた。豆乳は沸点が低いので、ちゃんと見ていないと、お鍋から溢れたり、焦げ付いたりする。じっとそばにいるから、ちゃんと音が聞こえてくる。ことことこと・・・という音。

幸せな音。夫とのひさしぶりの食事だったが、会えない時間に起こったことを聴いたり話したり、そして感謝し合える時間。「喜ぶから良くなる」。。日めくりカレンダーの文字が心に響く。

食の力は大きい。日常生活の中で自分が幸せになる瞬間。日常生活であなたが幸せを感じる瞬間は、どのような時ですか?