Vol.657 自分以外の誰かにはなれない
人は人、自分は自分
が母の口癖。小さい頃、この言葉を聴いていた私は、「自分」をどう捉えていたのだろうか。今、思えば、まだ発達段階の真っ最中の子どもだったが、子どもなりに、自分の認識を他者との違いを通してしていたはずだ。
キャリア教育では、他者理解を通して、自己理解を促す取組みがなされている。
改めて思う。人は人、自分は自分
と思えなければ、人と比べて落ち込んだり、せっかく見出した自分らしさを社会との繋がりの中で実現できなかったりしてしまうかもしれない。
私の子育ては、自分の子どもたちを周りの子どもたちと比較することだけはしないことを決めていた。
自分以外の誰かにはなれない。誰にもなれない自分になれる。
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