Vol.258 雇用形態に対する固定的な評価を変える
最近の新聞。日経新聞と地元の山陰中央新報の2誌を購読しているが、どちらにも、「働き方改革」の記事が多い。
先日の日経新聞には、「パート社員 課長昇進に道」というテーマで、みずほファイナンシャルグループがパート社員が課長や主任に昇進できるよう人事制度を見直すという記事が出ていた。3年働いたら、仕事の能力が高く本人が希望する場合、無期雇用に転換する。時給を正社員並みとし、賞与も支給するとのこと。
同一労働同一賃金。
時間に制約はあるが、能力はあり、成果は出す。そして、企業の理念に合った人であるならば、共に働くメンバーの一員として価値を承認することでさらにモチベーションがアップしそうだ。
人には、いろいろな生き方がある。その数だけ「働き方」も違う。にもかかわらず、「働かせ方」を固定したのでは、これからの企業には、求める人材は集まってこない。働く側は、自己研鑽に励み、労働生産性を高めるための努力がこれからの時代には不可欠だ。自分を磨き続けることは、内面からパワーが湧いてくる。企業に利益をもたらす好循環サイクル。
雇用形態に対する固定的な評価を変えていくことから始めよう。
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