このページの位置: ホーム > Woman’sの事業 > 育休全面支援事業
育休全面支援事業
育休を取得する女性が力を発揮しきれる職場へ
育児休業を取得する女性が増えています。一方で育児休業中に人員補充したことで休業後、仕事の量が減り、責任ある業務から外されたことで「仕事のやりがい」を感じられなくなっている女性も増えています。出産退職での経済損失は1.2兆円というデータもあります(2017年第一生命経済研究所調べ)。退職の理由は、単純ではないと弊社は考えています。実際のキャリアカウンセリングにおいての声は、「仕事と家庭が両立できない」という理由ではありません。中長期でキャリアを継続し、成長を実感し続けることで退職は減ると考えます。一人ひとりの女性が持つ子育て、働き方に対する価値観を整理し、組織がどう関わっていけばよいかを明確にします。
育休前、育休中、育休後の本人のキャリアコンサルティングと組織のしくみづくりを整備するうえでのサポートをいたします。
■育児休業を取得する、するかもしれない女性に対する キャリアコンサルティング・セミナーの実施
育休前、育休中、育休後において、各種理論を用いてキャリアコンサルティングを行います。育休の期間は一人ひとりの子育てに対する価値観が反映しています。中長期にわたっての子育てのビジョンを明確にし、出産による退職を防ぐとともに、組織で力を発揮しやりがいを感じながらイキイキ働き続けるモチベーションを高めていきます。
- 子育てと仕事の両立に対する不安を解消します
- 自身の子育てのビジョンを明確にし、楽しく明るく子育てをする!を実現します
- いつ職場を離れても円滑に復帰できるようスキルの習得を促します(キャリア初期から育休を意識したスキル開発)
- 育児休暇中に資格取得など無形資産(復帰後、自身の仕事の質を上げる資産)の形成を促します
- キャリア初期で育休を取得する女性に対し、不安を解消し、復帰後のスキル向上を計画的に実現します
- これから育休をとるかもしれない女性へ向けてのセミナーを実施し自己実現し続ける意欲を醸成します
■育児休業を取得する女性をもつ組織に対するしくみの整備
育児休業を取得する女性に対し本人の持つ力が職場で発揮しきれるよう、本人の意欲や能力を引き出し、支える仕組みをつくるサポートをいたします。
ケア(両立支援)とフェア(きちんと評価する)の両面から組織を診断し、組織で整えるしくみを明確にしていきます。
- 時間に比例しない評価の仕組みづくり
- 両立をサポートする休暇制度の導入(育児の必要性のない女性が不公平感を感じない工夫を入れていきます)
- 業務の効率化のサポート
- 育休対象者向けのガイダンスの実施
- 男性上司が育休取得女性に対し、面談を行ううえでのサポート(面談方法、スキル向上)
■こんなセミナーを実施しました
2017年、2018年、入所3年目の大分県市町村役場女性職員対象に、「今、私らしく生きる!キャリアは人生全体!パワフル未来を描いていこう」と題し、キャリアデザイン研修を実施いたしました。事前に女性の持つ不安や悩みをヒアリングし、グループディスカッションを多く取り入れて、他者との違いを認識することで自己理解を深めました。各種理論を用い、自分の置かれている環境の見方や思い込みへの認識を変えていくことを学んでいただきながら、将来に対しての課題を明らかにし、受講者全員にキャリアデザイン(未来のありたい自分)を描いていただきました。参加者全員が具体的なビジョンを描けました。これから、具体的な行動計画を立て動くことで自ら人生を切り拓いていきます。
動けば不安は減ります。弊社のセミナーでは、一人ひとりに寄り添い、自信(自分を信じる力)を醸成してまいります。