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Vol.122 私らしさは、ひとつではない

人は、時や場面で刻々と心の状態が変化する。

私らしさは、ひとつではない。

今日、東京の品川から早朝、新幹線に乗った。3時間くらいしか寝ておらず(短い滞在時間を寝る間も惜しんで過ごした)まだ、寝ぼけていたのか、新神戸で下りるのに特急券を広島まで購入していたことに乗車してから気づいた。エクスプレス予約なので、発券したら払い戻しが出来ない。車中の車掌さんが、その旨を丁寧に説明してくださって、新神戸までなら、いくらだったかを調べてくれた。差額が1000円少し。車掌さんとあたたかい対話を交わしながら、次回から気を付けようという気持ちになれた。

ちょうど、スマートフォンでやりとりをしていた親友にそのことを伝えた。「うっかりが多い~」に対して、「それもいいトコの一つ」という返事。

ここで、「残念だったね」と言われたら、もっと残念な気持ちになってしまうのが私。

何だか、うっかりしたからもらえた言葉が嬉しかった。そう、私らしさはひとつではない。きっとしっかりしているのは、母が早くに倒れたという家庭環境がそうさせただけで、本来の私は、かなり、ぼーっとしていたり、うっかりが多い。

受け容れられる感覚。その私らしさも肯定してもらえる安心感。

キャリアカウンセラーという仕事に引き寄せられるように就いている。ありのままで居られる感覚。そのすべてを受け容れられたとき、人は、自分の否定的側面にも目が向けられる気がする。そして、自身で変わりたいと思えたら、新しい「私らしさ」に出会えるのかもしれない。

生きているといろいろなことが起こる。私らしさはひとつではない・・・そして、私はひとりではないと思えたら、何だか勇気が湧いてくる。

明日から5月。輝く緑のイメージ。毎日を大切に紡いでいこう。

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