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Vol.554 校則と自律性

学校の規則について、テレビで取り上げられていた。厳しい校則のある学校で校長先生が疑問を感じ始めたというエピソード。靴下は黒。なら、「黒を履いてたらいいんでしょ」と何も考えなくなる。そこで、私服で登校できる日を設けた。生徒は、何を着るか、帽子をかぶるかどうか、ひとつひとつ考えるようになり、それが学校に着ていくにおいてふさわしいかどうかも配慮している。

確かにそうだ。「考える力」や「前に踏み出す力」が社会人基礎力として身に付けることを推奨していることを考えると、もっと日々の中で自分で選び、自分で責任を持つ場面を増やしていく必要がある。

私は、制服のある会社に勤めていたので、洋服を選ぶという時間が必要のない時代があった。仕事で私服を着る場面があったとき、ものすごく苦労した記憶がある。そして、今、そのころの写真を見ると、なんとも似合っていない服を着ている。着こなせていないという感じだ。

何事も、日々のトレーニングだ。決められていることは、守っていれば問題とされない。確かにそこを見直していく時代だ。

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