Vol.842 着物の着付け
友だちに着付けを教えてもらった。
帯を結ぶのは、なかなか大変だったが、昔の人は、1本のまっすぐな帯を形にするという技をよく考えたものだと感心した。
祖母は、和裁の技能士だったので、小さい頃から着物は身近なものだった。母もよく着物を身に付けていた。祖母が亡くなり、着物をどうするか、妹と話し、次世代へ引き継いでいくためにも処分せず持ち続けることにした。
せっかくならば、着てみたい。祖母が、いつも着物を着せてくれていたので、私は、自分で着物を着ることが出来ない。習って、すぐ着れるようにはならない、何度も自分で着てみて馴れる必要があると感じた。
母が着ていた着物を身に付けると、どんな気持ちになるのだろう。懐かしさ、安らぎ、ホッとする気もする。そして、母の着物は、祖母が縫っている。これもまた、おばあちゃんを感じることが出来そうで楽しみだ。
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