Vol.104 子どもたちを一個人として尊重する
地域の子どもたちをこよなく愛している同級生がいる。そして、彼は地域の子どもから驚くほど愛されている。
彼が道を通ると、子どもたちが、駆け寄ってくる。彼の周りにはあっという間に子どもたちがたくさん集まっている。・・・この光景は実際に目にすると感動する。ランドセルを背負った子どもたちが、どんどん彼の周りに満面の笑みで駆け寄ってくる。
彼は子どもたち、一人ひとりの名前を覚え、名前で呼んでいるらしい。一人ひとりの人格を尊重するスタートは、名前できちんと呼ぶことだと話してくれた。子どもたちにも人格がある。存在自体を大切にする関わり。大事にする、される関係性。
子どもだから、とか、大人だから、ではなく、一個人として敬意を示し尊重する関わり。
人が、自分を大切にしてもらえていると感じられるのは、きちんと名前を呼んでもらえて、きちんと一個人として接してくれることが確かにスタートなのかもしれない。
大事にする、される。
人は、何とも言えない安心感を得ることが出来る。人を大切にするということは、自分も大切にするということ。
すべての人を尊重してみよう。人から学べるスタートになるのかもしれない。
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