50歳になって、今さらながら「友情」っていいなあと感じている。

16歳のときに出会った同じ高校の男子。この表現がしっくりくる。あれから、月日が経ち、活躍している男子たち。

夫婦とも違う。恋人同士とも違う。むしろ、恋愛関係を一切持たなかったから、お互いを支え合い、お互いを尊重し合う関係性。同性とも違うニュートラルな気の抜ける関係性。

どんなに環境が変わっても変わらない「気質」を表現できる。ありのままの自分でいられる。

周りの人が遠慮して言えないことも、言える。

そして、この年になっての変化・成長をお互いに認め合い、喜び合う。

今の日本は、いじめが絶えない。何十年後に、今、ここに、目の前にいる友だちとの関係は、今、想像できない関係性になっているかもしれない。

友情の大切さ。関係性が続くことの大切さ。そして、続くための距離感を保つ大切さ。

「友情」っていいなあと35年経って、こうして感じていることを、タイムマシンがあるなら、高校生の私に、そっと今のこの充実感、幸福感を伝えたい。