Vol.251 マネジメントに心理学を活かす
九州電力グループの方対象の選択研修に、数年前から関わらせていただいている。たくさんのプログラムの中から選んでくださっての参加。毎年、2期にわたり開催される研修。マネジメントにおいてチーム力を高める内容と、業務遂行においてのコミュニケーション力を高める内容の2つのプログラム。毎回、お申込みいただき、研修が続いている。今は、価値観が多様化し、付加価値が求められる時代。心理学によって、今まで解決できなかったことがスッキリすることも多い。
今日は管理職の方々対象のマネジメントのための研修だった。真摯に学ばれる姿勢を目の当たりにする。私の中に蓄積されている知識や事例を、最大限に活かして伝えたい気持ちでいっぱいになる。
答えがない。見えない人と人との関係。ものの見方も感じ方も人それぞれ。管理職としての仕事は、人間力を高めると感じている。人を大切にしたい思いはみんな同じ。そのつながり方に方法論はない。今ここでの心の状態を理解し、気持ちに寄り添う。時間をかける余裕がない気がするかもしれないが、「急がば回れ」だと思う。しっかり関われば、短い時間で成果を出せる。人間関係のトラブルや修復に費やす時間は労働生産性を下げる。
そう言っている私も、自分は大丈夫だろうか・・・戒める。大切にしたい気持ちは表現しないと、伝わらない。
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