Vol.894 コロナ禍での接遇
最近の研修で盛り込んでくださいのリクエストがあったのが、コロナ禍での接遇について。
メラビアンの法則では、見た目が相手に与える影響度が55%と言われている。マスクで口元が見えないが、目だけでも笑顔は伝わるものだと実感する。笑顔で話すと声のトーンも明るくなる。気持ちが伴っている笑顔のパワーを感じることが多い。こんな時だからこそ、お客様に明るいお気持ちになってもらいたいと全力を尽くすことが大事なのだと思う。サービスを提供する立場にいる人が笑顔でいることは、お客様のためだけではなく、自分自身のためでもあるのだと思う。そうすることで、自分の気持ちも晴れやかになったり、モチベーションが高まっていく。
私は、コロナ禍だから特別というわけではなく、普段意識していることをきちんと実践していくことも大切だと思っている。例えば、「モノは、両手で扱う」ということ。「名刺をお渡しするときは、両手でお渡しする」とお伝えしていたが、名刺は新しい生活習慣によって、オンラインでデータで交換すると変化した。では、両手で扱うものは・・・と考えると、検温するときに両手でを意識する、また、お金をトレイでお渡しするが、それもきちんと手を揃えてお渡しするなど。
フィールサイクルでは、受付でインストラクターの方が検温してくださるのだが、体温計を持っている手にもう一方の手をそっと添えて検温される姿がとても美しいなと感じることがある。
姿勢をよくすることも、視線をお客様に合わせることも、ソーシャルディスタンスだからこそ、全身が映し出されやすい。さらに意識してきちんと見た目を意識できる場面は多くあるだろう。
この限られた中だからこそ、意識しよう!今だからできること、身に付けられることが増やしていけるときと捉えてみてはどうだろうか。
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