Woman’s ホーム

このページの位置: ホーム > Woman’s 代表コラム > 息子のエピソード > Vol.30 身近な人に「仕事」インタビュー

Vol.30 身近な人に「仕事」インタビュー

今朝、中学校1年生の息子から「仕事」インタビューを受けた。進路学習での宿題。

~マナーを守ることを忘れず、しっかりとインタビューしよう~と書かれてある。これは家族以外へのインタビュー?息子は、敬語で質問し、最後に「ありがとうございました~!」と言って部活へ急いで行った。

12問の質問。Q1「職業の名前は?」Q2「勤務先は?」Q3「この職業について何年ですか?」Q4「具体的にどんな仕事なのですか?」Q5「なぜこの職業に就いたのですか?」Q6「この職業に就くために資格や免許が必要ですか?」Q7「この職業にはどんな人が向いていると思いますか?」Q8「この職業についてよかったと思うことはありますか?」Q9「仕事をしていて、つらいと思ったことはありますか?」Q10「何のために働いていますか」Q11「これからの夢を教えてください」Q12「職業や進路について、助言をお願いします」

部活の前で時間がない!!でどんどん質問されることで、咄嗟に出てくる答えに自分自身も、「あ~私は、そんな風に思っているんだ。」と気づきもあり・・・

Q7のどんな人が向いているか・・・相談が終わった後も、その人のことばかり考えて、自分が何もできなかったと責めたり、思うように変わってくれないと相手を責めてはいけない。クライエントの距離感がとれる人。そんなことを思いめぐらせながら、インタビューには、「人を大切にする人」と答えていた。

Q9の、仕事をしていてつらいと思ったことは、咄嗟に出てきたのが、息子と離れて主張に行くことだった。「子どもと離れ、出張に行くとき」

そして、Q12・・・うーん、職業や進路についての助言。考えていたら息子に「例えば、夢をあきらめないとか・・・」と言われた。そっか、彼はそんな風に考えているんだ、と嬉しく思いながら「自分で見つけ出し、夢を叶えるために行動し続けること」と答えた。どう生きてもいい。生き方に正解、不正解はない。見放すのではなく、程よい距離感で見守りたい。生きたいように生きてほしい。

一連のインタビューを終えて、息子はどんな風に感じただろうか・・・子どもに「働くって楽しいんだ」を背中で見せることをずっと心がけて、働き育ててきた。

最後の「話を聞いて、感じたこと・考えたことなどをまとめておきましょう」を書く時間なく部活へ行ったが、何を書くのだろう・・・こっそり見よう。

子どもに、きちんと仕事に対する思いを語ること。このコラムを読んでくださっている方でお子さまとご一緒の方は、ぜひ、週末にインタビューをお子さまから受けることを体験されてはいかがでしょうか?

私は、息子と「つながり」「理解」が、今までよりも、少し深まった気がしました。そして、大人の対話が出来た気がして、ささやかな幸せを感じる朝でした。

コメント

Facebook のコメントを利用しています。