Vol.62 モノが溢れる時代に素材に感謝する
NHK朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」今週は、1970年の万博の模様が放映されている。当時、私は4歳。なんとなく、覚えているくらいだが、万博のあと、日本が劇的に発展してきた時代を生きてきた。
思えば、食べ物に困ることは一度もなかった。着るものに困ることも一度もなかった。戦争を知らない子どもで、物に恵まれた時代で育った。
改めて、お味噌汁をひとつひとつの素材に感謝しながら作ってみた。大根、にんじん、ネギ、白菜、そして味噌、お豆腐、油揚げ。
昨日、石見食品株式会社の人財育成コンサルティングの一環として約60名全社員対象とした面談を終えた。お豆腐をつくる職人さん、油揚げの揚げ取りをされる方々、出庫の方・・・とたくさんの方が手をかけ、思いを込めて作られた製品がここに届いている。
卵焼きを焼いた。戦時中、一個のたまごが、どれだけ栄養源になるおご馳走だったか・・・
素材を作ってくださる方々、そして自然のめぐみ。
生活していくとは、活き活き生きること。
活きているものに感謝して、それを活かしてくださっている方々へ感謝したい。
味わってお味噌汁をいただく。卵焼きを口に入れたとき、優しい風味の広がりとふわっとした感覚を味わう。ありがたいなあ・・・
作り手さんが活き活き働くことをサポートするのが私の使命。この使命を担わせていただけることに感謝。
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