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Vol.255 自分の求めていたもの

今日の研修。弊社ならではの強みとは何だろうと考え抜いて、出来ること、したいことを凝縮したプログラムをスタッフと共に創った。

そして、スタッフが講師を務めた。私は、後ろの席でオブザーブをしながら、彼女がどれだけの時間を準備に費やしたか、どれほど努力したかを感じ、涙が出そうになる瞬間もあった。

こんな日が来るなんて思ってもいなかった。企業は人の力で成り立ち、成り長けていくのだと実感した。堂々と講師を務める姿に希望を感じた。私の持っているノウハウ、培ってきたものは、すべて伝授している。何の仕事もそうだと思うが、スキルや知識だけでは、伝わらない。一瞬一瞬に垣間見られる人間性。企業が求める人財と出会えることが容易なことではないことをこの仕事で実感しているだけに感謝の思いでいっぱいになる。

私の事務一切を担ってくれているスタッフは、約30年前に同じ職場だった。島根で偶然再会して今に至る。揺るがない信頼関係。もう一つの家族のようなスタッフたちだ。

今回の研修は、この2人が研修の効果をプレゼンし、受注に繋げてくれた。そのプロセスの中で、私のどうしても妥協できないこだわりも現れた。そのこだわりに対し、「わかりました」と理解してくれた。そして、それを自分ごととして、全身全霊で伝えてくれて先方に伝わり研修が実現した。

大きな企業も、最初は3人でスタートしたというようなエピソードがある。したいことを実現するうえで、結果として人数が増えていくのは嬉しい。

私が最初に就いた仕事は、パンの営業。一つひとつの商品にこだわりを持ち、誇りを持って営業した日々。パンのことを販売店の方にお伝えしていることが誇らしくて、幸せだった。そんな思いをスタッフにも感じてもらえるようにもっともっと究めていこう。

 

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