今、コンサルティングに入らせていただいている企業に「メンタリング」を導入することになった。

メンタリングとは、経験豊かな人(メンター)が、経験の少ない人(メンティー)のキャリア形成に関して一定期間継続的に行う支援をいう。

キャッシー・クラムの定義では、「より経験豊かな職場の人が未熟な人に対して、挑戦的な課題や建設的なフィードバックを継続的に与えたり、他の人の注目を得るようにしたり、推薦をしたりすることによって、職業的アイデンティティの確立、仕事のコツの学習、より大きな地位や責任を持つポジションにうまく昇進することを支援する」こと。

昨日は、メンター候補の皆さんへの養成講座初回。メンタリングにおけ2つの機能、キャリア的機能と心理・社会的機能の具体的な内容を把握していただき、これから担う役割の理解を深める。

それぞれのメンターの強みが明確になってくる。メンタリングは、メンター自身も変化・成長できる。皆さんの表情や積極的な意見を聞きながら、そのことを実感した。

今まで何気なくしていたことが、理論立てて整理されたり、知識やスキルを身に付けることで自信につながる。

メンタリングはテクニックではない。メンター自身の人としての「あり方」が問われる。自分と違う人を受け容れる力、そして、自分は悩みと捉えないことを、その人(メンティー)にとっては悩みと捉えていることに寄り添い、共感する力。そしてありのままの自分で接する勇気。自分への感受性、他者への感受性、場への感受性が高まることで成長につながる。

連続したプログラムで養成を行う。これからのメンターの変化がとても楽しみになるような初回の時間だった。