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Vol.134 研修の位置づけ

どの企業も、何らかの目的を持って、研修の実施を考えられる。何となく、やらなければならないからする、ではない。

最近、その「目的」をしっかり把握することに時間をかけている。県外での研修でも打ち合わせに足を運ぶことも多い。

そして、企業の取り組みの全体を把握したうえで、その「目的」達成のために、今のこのタイミングで研修を行うことが果たしてベストなのかどうかについてもご一緒に考えている。

ある企業は、打ち合わせのあと、会議を開き、研修の前にもっと社内で取り組むことがあると考えられ、研修の時期を遅らせると決断された。全体のフローを練ると、関わる全ての者の役割が明確になる。その中で「研修」に関わる弊社の役割がきちんと位置付けられると、さらに研修内容を深めることが出来る。研修の時間の一瞬、一瞬を大切にしたい私にとっては、全体像の中での研修の位置が腑に落ちた状態で臨みたい。

今回、もうひとつ嬉しかったのは、テキストづくりに関わってくれているスタッフも同じ気持ちだったこと。さらにじっくり取り組めそうで嬉しいと言ってくれた。そして、その会社への私の思いを共有することが出来た。

これからが楽しみだ。真の「目的」を達成するために存在する会社でありたい。

 

 

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