Vol.34 いつの間にか
今日は、娘の22歳の誕生日。春からは、社会人。いつの間にか・・という気もするし、やっと・・という気もする。
長かったような短かったような不思議な感覚。母としてこう生きなければ・・・と思わないようにして育ててきた。仕事も家事も自分で納得したことをする。出来ないことは「家族」という環境のせいにはしない。家事の不満を子どもたちにぶつけるくらいなら、その日はしない。と決めていた。
働くことも、母であることも楽しもう。これは、私にとっての職業人として、母としての捉え方。
以前のコラムにも書いたが、ドナルド・E・スーパーは、人生全体を虹に例え、その一色、一色を「役割」に例えた。人には、担う役割がある。自分自身が子どもとしての役割、生涯学び続ける学ぶ人としての役割、市民として地域での役割、余暇を楽しむ人の役割。
その役割の担い方は、人それぞれ。それは、社会とのつながり方、自分を含む社会をどう捉えるのか、人それぞれ。ここにも正解、不正解はない。
私のこの役割の捉え方は、成人になるまでの娘にとって、どうだったのか、そして、息子にとってどうなのだろう。
子どもたちにも、人生がある。それぞれの虹を既に描いている。
ただ、願うのは、子どもたちの幸せ。そして自分自身が幸福感を感じられているかということ。私は、子どもたちにとって、いつも幸せそうなお母さんでありたい、かな・・・こんなことを、いつも模索しています。
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