Vol.129 妹の結婚式
今日は、妹の結婚式だった。私が、就職した平成元年に妹は産まれた。父が母さんと出会って再婚し、可愛い天使が私の妹になった。
その妹の結婚式。今日、東京で執り行われた、家族とごく少ない妹の親友だけの結婚式。神宮での式。厳かで清らかに流れる時間。
そして、二人の夢は、1階建ての縁側のある家を建てることらしい。その縁側を思わせるような会場での結婚披露宴。
大きな会場なら、親族だけが丸いテーブルに集うが、前にいらっしゃるのは、先方のご親族。
ゆっくりお話が出来た。
妹らしい結婚式だった。
私が23歳になったばかりの時に誕生した妹。七五三の着付けに同行したり、幼稚園の入園式に出たりと、時にお母さんと間違われた。
そんな妹の結婚式。壊れそうなくらい小さい赤ちゃんを抱っこした記憶もまだ新しい。歩き始めた妹は可愛くて愛おしくて、当時はフィルムのカメラしかなかったが、とにかく写しまくった。
新しい人生の始まり・・・というよりは、妹らしさが続く人生の継続。それを実現させてくれる。まるごと生き方を尊重して大切にしてくれる、そんな義弟だった。この場に居させてくれてありがとう。
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