Vol.138 心に余裕のあるおもてなし
今朝の経営者倫理法人会でのご講話。とても心に響いた。笑いあり、涙ありの45分間。まるでその場に居るような気持ちになった。
お話の一部になるが、「余裕のあるおもてなし」機材トラブルで欠航になったときのJALの地上業務員の見事な対応について。機材トラブルということで、クレームに対しひたすら謝られていた。講話者の先生は、クレームを言っても仕方ないと、別のルートを模索されていた。「夕刻6時に福岡でお話をしに行く」という小さな声をJALの地上業務員は、聞き逃さず、ルートを調べ提案し、了承を得ると、チケットを速やかに用意して全力で発車間際の飛行機までの輸送バスをとめ、間に合わせてくれたとのこと。「お客様、失礼ですが、御年齢は?」とお伺いされ、シニア割のチケットをご用意してくださったそうだ。
おもてなしは、平凡では、もう通用しない。これからは、非凡の時代、と話してくださった。
余裕があるときに出来るのはあたりまえ。今回のように時間には余裕がないが、心に余裕をもって、研ぎ澄まされたひらめきの数々が詰まったサービス。
人間力。家庭教育に立ち入ることができないが、社員を感化することはできる、と話してくださった。
ワーク・ライフシナジー。家庭での姿は、仕事にも現れる。充実した生き方は、非凡なサービスを生み出す。
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