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Vol.618 起業という働き方

ひょんなことから、しまね起業家スクールに携わり、そこから、起業という働き方は、島根県に合っているとつくづく思うようになった。いろんな意味で都会に染まっていないので、世の中全般で進めているコンサルティング内容はそぐわないという弊社のジレンマはあったが、見方を変えれば、この土地だからこそ出来ることがたくさんある。そのひとつが、起業だと思う。女性の働き方が固定的な会社も多く、どんなに頑張っても昇進昇格とは縁遠く、そもそも評価基準もない企業も多い。今、研修メニューに能力基準を組み入れ、少しずつ、評価基準にそって能力開発していき、認められる喜びを感じるしくみをご提供しているが、人事評価制度は導入したがうまくいかなかったので(どのような内容で、どのような導入の仕方だったのか聞くまでもなく)・・・と躊躇される声もあり、残念に思う。とはいうものの、前向きに変わろうとされてる経営者の方も多く、地元だからこそ出来るきめ細やかなコンサルティングに取り組んでいきたいとメンバー一同、はりきっている。

起業に合うと思ったのは、豊かな資源とあたたかい人間関係。そして、一人ひとりの生きることに真剣に向き合う姿勢。周りに遊ぶ場所がたくさんあるわけではないので、創造力も豊かだ。

ここで、自分自身を活かす場所ないのならば、自分で作ればいい。

今日、起業家スクールに参加された方が、やっとやりたいことが見つかりました!とご報告があった。自分が楽しめる納得のいくことを見つけた感じで、本当に嬉しいと言われる。最高のスクール仲間たちとの出会いから生まれた発想で感謝の思いでいっぱいという思いを伝えてくださった。

弊社は、起業家支援事業に力を入れていくこととした。先日、事業を整理した。4つの分野のひとつにあげている。だんだん、明確になってくるのは、支援を受けられる方々からの声による。俄然、やる気が湧いてくるご報告だった。がんばろう!!

 

 

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